「目印のつけ方」を主眼とした手品の紹介

昨日の記事で言及したのがこの件です。

「目印のつけ方」を主眼とした手品を紹介します。(これはあるテレビ番組でネタばらしされていたものです)
技術は必要ないので、手順さえ覚えればどなたでも演じることができます。

最初はネタを明かさずに書きますので、どこにトリックがあるのか予想しながらお読みください。



トランプ1組と紙袋を用意する。普通のものでOK。(ここにはトリックはありません)


「トランプ当てマジックを行います、使うのはトランプとこの紙袋です」 観客に仕掛けがないことを確認してもらう。


「トランプを全部使うと少し多いので、半分くらい使います」 トランプの山から20枚くらい取る。残りは使用しません。


「この中から1枚選んでください、それを私には見せないでみんなで見て覚えてください」 観客に1枚選んでもらう。


「覚えましたか? では、ここでこの紙袋を使います。まず、この残ったカードを紙袋に入れます」 観客が選ばなかったカードを全部紙袋に入れる。


「その選んだカードを私に見せないように、この紙袋に入れてください」 観客に選んだカードを紙袋に入れてもらう。


「カードが飛び出ないように口をちゃんと折り曲げで、よく振ります」 カードがよく混ざるように紙袋を振る。


「どうぞ、あなたも一緒に持って振ってください」 観客に折り曲げた紙袋の口の片方を持ってもらい、一緒に振る。


「さて、この中にはあなたが選んだカードが入っていますが、他のカードと混ざってしまい私にはどれがそのカードかわかりませんね?」 観客に同意させる。そう言ってから紙袋を覗き込む。

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「でも、私はあなたのカードを当てることができます」 そう言って紙袋の中のカードをあれこれ探る。

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「分かりました、あなたの選んだカードはこれですね」 紙袋の中から1枚のカードを取り出し、観客に見せる。もちろんそれは観客が選んだカードである。


さて、どこにトリックがあったか分かりましたか?


↓ 種明かしはこちら
種明かし

トリックがあったのは「5」のところです。残ったカードを紙袋に入れるとき、全部半分に折り曲げてしまうのです。
こうして観客が選んだカード以外のカードすべてに目印をつけることで、目的のカードに目印を付けたのと同じ効果を得ることができるのです。

ちなみに「3」で使うカードを減らしたのは、カードが多いと曲げるのが大変だからという理由です。不自然に力が入っているのを見られるとばれる恐れがあるからです。

あと手品後の注意は、紙袋の確保です。決して中を見せてはいけません。


どうでしたか? あなたの予想は当たりましたか?
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