パズルレビュー 「パズル通信ニコリVol.151」P99 シャカシャカ6番 作●トクナキラ

盤面を見ると、左上・真ん中・右下に大きなスペースがあるのが目に付きます。この大きなスペースがどういう風に決まるのか、解く前からワクワクします。

盤面に大きなスペースを作ってそこに趣向を凝らす、というのはサイズが大きいパズルの醍醐味なのですが、作る段階においてはシャカシャカはそういうことが難しいパズルです。
なぜなら盤面を見たときに「ここに大きい四角が出来そう」というのが、すぐに予測できてしまうからです。大きい四角が出来るのはダイナミックで爽快なのですが、1箇所決まると後は自動的に決まるとも言えて、扱いが難しいのです。

さて、この作品ではどのようにあのスペースを決めてくるのか。まずは左上から解き始めます。

ふむふむ、なるほど。あっさり決まるかと思いきや、一筋縄ではいきませんでした。三角に塗らないマスを巧みに使っていますね。

そして右下、その他の場所と解き進めます。塗らないマスが効果的に使われている場所が何箇所も出てきました。

ちなみに三角に塗らないマスが斜めに出現した場合、その2つのマスの接する場所には塗った三角の直角側が入ります。そのマスを塗らないマスにしたり三角の斜め側を持ってきたりすると、四角にならなくなってしまいます。

そして最後に中央です。むむっ、最後に大仕掛けが待ってました。ここの決まり方はすごいですね。

いろんな手筋や仕掛けがあり、遊び心満載の楽しい作品でした。

(敬称は略させていただきました)
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